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ハーバード大の研究が示す「幸福な人の習慣」とは? ORIGAMESEが育む「一点集中」の力

  • 執筆者の写真: 2024 brandx
    2024 brandx
  • 6月15日
  • 読了時間: 3分

いつもORIGAMESEを応援いただき、ありがとうございます。 今回は、私たちがORIGAMESEを通じて子どもたちに届けたい、ある非常に大切な「力」についてお話しさせてください。


◆「幸福な人」に共通する、たった一つの習慣

先日、「幸福な人には『一点集中』という共通の習慣がある」という、ハーバード大学の研究を紹介するニュースの記事が大きな注目を集めました。

記事によれば、2250人を対象とした調査で、人はマルチタスクで注意が散漫になっている時よりも、一つのことに専心している時の方が、はるかに高い充足感と幸福を実感していることが科学的に明らかになったそうです。

情報や刺激に溢れ、常に何かに気を取られがちな現代。この記事は、子どもたちの未来を考える私たちにとって、ORIGAMESEが持つ本当の価値を改めて浮き彫りにするものでした。


◆ORIGAMESEが生み出す「一点集中」と「幸福な体験」

では、どうすれば子どもたちは、この「一点集中」という幸福に繋がる習慣を身につけることができるのでしょうか? 私たちは、ORIGAMESEの体験プロセスそのものが、そのための最高のトレーニングになると信じています。


1. 究極のシングルタスク体験

ORIGAMESEは、スマートフォンを傍らに置いて「ながら作業」をすることが極めて難しい活動です。紙の感触を確かめ、折り図を見て、次の工程を考え、指先を動かす。この一連の作業は、子どもたちを自然と「一度に一つの作業」に集中させ、記事で述べられている「一点集中」の世界へと誘います。


2. 五感をとぎすませて「いま」を体感する学び

記事では、「多くの人が楽しい出来事を記録することに夢中で、そのときに起こっている出来事をきちんと体感しそこねている」と警鐘を鳴らしています。 ORIGAMESEは、まさにこの逆の体験です。指先に伝わる再生紙の温かみ、折るたびに変わっていく形、完成に近づく高揚感。これらは全て、五感をとぎすませて「いま、この瞬間」にどっぷりとひたることでしか得られない、生き生きとした体験です。


3. 「できた!」という充足感と幸福感

ハーバード大学の研究が示すように、作業に集中して取り組んでいる人ほど、幸福を実感しています。ORIGAMESEを折り終えた時の「できた!」という達成感は、集中したからこそ得られる特別な充足感です。この小さな成功体験の積み重ねが、子どもたちに「集中することは楽しい」「頑張ればできる」という自信と、自己肯定感に裏打ちされた幸福感を与えてくれます。



◆未来を生きる力としての「一点集中」

私たちがORIGAMESEを通じて届けたいのは、単に知識を身につけるためのツールではありません。 記事が示唆するように、「一点集中」する力は、生産性を上げるだけでなく、人生を豊かにする幸福の土台でもあります。


一つのことを見つめ、夢中になり、自分の力で何かを成し遂げる喜び。 この「原体験」こそ、子どもたちがこれからの変化の激しい時代を、幸福に、そして力強く生きていくための、何よりの贈り物になると信じています。


今後とも、ORIGAMESEの応援をどうぞよろしくお願いいたします。

 
 
 

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